最大5日間!クリケットの試合時間

クリケット 試合 時間

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日本ではマイナースポーツだけれど、世界からすれば超メジャースポーツというスポーツはたくさんあります。そのひとつが今回紹介するクリケットです。クリケットと聞いて、試合を観戦したことがある人や、実際のルールを知っている人はほとんどないのではないでしょうか。実はクリケットは、サッカーに次いで世界第二位の競技人口があるんです。年収が高いスポーツとしても、以前ブログで紹介しました。世界100カ国以上で愛されている球技です。

実はクリケットは、野球の原型とも言われています。日本人にとって野球はとても身近なスポーツですよね。とても身近なスポーツとほとんど知らないスポーツにつながりがあるって、なんだかおもしろいですよね。そして一番びっくりするのがその試合時間、なんと最長5日間なんです!「えっ??」って思いますよね。

私もクリケットの日本リーグを一度見たことがありますが、たしかに野球に似ています。そんなクリケットのルール、試合時間、野球との類似、そして世界でどれほどメジャーなスポーツなのかを紹介します。

クリケットのルール・試合時間

クリケット 試合 時間
まずはクリケットの簡単なルールから紹介します。
クリケットは11人ずつの2チームに分かれて行います。野球と同じように攻撃側と守備側に分かれます。イニング制で行われ、1イニング10アウト交替で2イニング制(野球で言う 2回の裏まで)で行います。ボーラー(いわゆる投手)が投げたボールをバッツマン(バッター)が打ち返し、それで得た得点を競い合います。

ボーラーの前と後ろにそれぞれバッツマンがいます。野球で言えば、ホームベースと二塁ベースにバッツマンがいるような感じです。ボールを打つバッツマンをストライカーと言い、ボーラーがナ投げたボールをストライカーが打ち返します。そのボールを守備が拾っている間に二人のバッツマンが互いの場所へ走ることで得点が入ります。この得点つまりランが多いほうが勝ちとなります。この攻撃は、アウトになるまで繰り返されます。

ストライカーの後ろにはウィケットと呼ばれる3本の棒がたち、ボーラーはこれを倒そうとボールを投げます。一本でも倒れたらアウトです。直接投球があたるのはもちろん、バッツマンが打ったボールがあたってしまってもアウトとなります。
打球をノーバウンドで守備がキャッチした場合、バッツマンが走り終わらず、守備がウィケットにボールを戻し当てた場合もアウトです。

野球をご存知の方は、なんとなくイメージを掴んでいただけたのではないでしょうか。クリケットについては、別の記事で詳細を書こうと思います。

試合時間については、いくつかルールがあります。
①テストマッチ。2イニングマッチで行われます。これが一番長く、試合終了までにだいたい4~5日かかります。
②ワンデイマッチ。言葉とおり1日かかります。1イニングだけで、なおかつ全体の投球数を決めて行います。
③トゥエンティトゥエンティマッチ。全体の投球数を120球に決めて行うため3時間で終了します。

2時間ほどゲームをするとティータイムがもうけられていることも、クリケットの特徴です。

野球とクリケット

クリケット 試合 時間
「攻守が分かれている」、「イニングで試合が進む」、「投手が投げたボールを打者が打ち返す」といったことから、クリケットと野球の共通点は多くあります。選手も11人と、野球の9人に近いですよね。

違いというと、それぞれの名称です。投手は、クリケットでは「ボウラー」、野球では「ピッチャー」。打者は、クリケットでは「バッツマン(ストライカーとノンストライカー)」、野球では「バッター」。また、野球には各ポジション(キャッチャー、ファースト、セカンドなど)がありますが、クリケットにはありません。ボーラー以外全員が野手扱いですね。
そして最大の違いはアウトの方法。先に述べたようにストライカーの後ろに置かれたウィケットと呼ばれる3本の棒に、ボーラーが投げたボールが当たればアウトです。

また、野球はクリケットが起原と言われています。ですので、2つのスポーツは似ていて当然です。野球の起原はイギリスで生まれたラウンダースというボールゲームで、クリケットもそこから派生していると言われています。

クリケットは世界でメジャーなスポーツ

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先に述べたようにクリケットはサッカーに次ぐ世界第二位の競技人口を持つメジャースポーツです。その津ポーツの地位を示す数字として選手の年俸がありますが、クリケット選手はとっても稼いでいます!

最も有名なプロリーグはインドのIPL。英スポーティング・インテリジェンス社の調査によると、IPLで選手の平均年収が最も高いチームはコルカタ・ナイトライダーズで、約420万ドル(約3億4000万円)。欧州サッカーや米4大プロスポーツなど、世界の主要プロチームの中で36番目に高いとのことです。

現役選手中にどれだけ稼げるのかを独自に計算したところ、クリケットが一番高い生涯収入を得られることを紹介しました。

日本のマイナースポーツであるクリケットは、世界一有名で稼げるスポーツなんです。

クリケットを知ることは世界の常識

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数年前、仕事でインドの方と関わる機会がありました。インドで一番有名なスポーツは、クリケット、サッカー、グラウンドホッケーとのこと。そしてクリケットに関しては、国民の全てが熱狂し、幼い頃から親しんでいるとのことでした。「え、日本人はクリケットをしないの?」と不思議がられたことを覚えています。

クリケットにはティータイムがあることを紹介しました。これは給水という意味もありますが、スポーツが社交の場としての特徴を持っている証拠でもあります。実際インドでは、ビジネスシーンでクリケット観戦へ行くこともあるようで、クリケットを知っていることは、一流ビジネスマンとしてのマナーのようであるとも感じました。

まだまだ日本ではマイナー競技のクリケット。しかし世界から見れば、それば超メジャーなスポーツなんです。試合時間が5日間もあるクリケットの世界、みなさんも覗いてみてはいかがでしょうか。

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