「スポーツに怪我はつきもの」という言葉は昔から耳が痛いほど聞いてきました。実際に私も、小学生の少年野球中に耳に打球を受け鼓膜が破裂したり、体育の授業中に足の骨を骨折したり、大学時代のアメフトの練習中に捻挫をしたりと多くの怪我を経験してきました。幸運にも長期の入院や手術をともなうような重症には至る怪我はありませんでした。しかし、特に大学のアメフト時代には、鎖骨や大腿骨を骨折したり、膝のじん帯を切ったりして手術や入院をしたチームメイトが多くいました。その時にお世話になったのが「スポーツ保険」です。その名の通り、スポーツ中に発生した怪我に対しての治療費、入院費等が支払われる保険です。その保険の適用があったからこそ、治療や手術に必要な金額負担が軽減されました。
「スポーツ保険」は一般的な生命保険に比べて適用されるシーンが限定的であり、スポーツをしない人にとっては不要なものなので、それほど認知度は高くないと思います。しかし、いざとなった時にはとても有効な保険です。「備えあれば憂いなし」という言葉も同様に耳が痛いほど聞いてきましたよね。まさにそのようは保険なのです。適用が限定的なため、1,000円以下で加入でき、個人単位や団体単位で加入することも可能です。「生涯スポーツ」を掲げる日本にとっては、今後ますます必要になっていくる保険なのです。