海外でのスポーツ観戦にハードルを感じている方は多いことでしょう。「治安が悪そう」とか「会社の休みがとれない」とか人それぞれに理由はあると思います。海外スポーツ観戦をすることを夢見ていた私も同じように課題を持っていました。それは、飛行機代をどうまかなうか、です。ほとんどの方はそうではないでしょうか？海外スポーツ観戦だけでなくとも、海外へ行くことの一番の問題は、飛行機代をどこから捻出するかです。
そんな時に私が出会った方法が、マイルを貯めて飛行機に乗るということです。マイルを貯めれば特典航空券として無料で航空チケットが手に入ります。また、エコノミーからビジネスクラスやファーストクラスへアップグレードすることも可能です。
ANAマイルを貯めてみたい！でも、実際にどうやってANAマイルを貯めていったらいいのかわかりませんよね。 私もそのひとりでした。飛行機に乗ればマイルは貯まりますが、出張族でもない限り飛行機に乗る機会は中々ないと思います。じゃあ、飛行機に滅多に乗らない人がどうやって日常生活でANAマイルを貯めていくの？マイルを貯めることなんて無理なんじゃないの？そう思うかもしれませんが、貯め方がちゃんとあります。
スポーツ現地生観戦の障壁となる飛行機代は、マイルを貯めることで乗り越えられます。マイルを貯めて、自由を手に入れる方法を紹介します。
ANAマイルを貯めるための準備
ANAマイルを貯めるための準備としてソラチカカード（正式名称「ANA To Me CARD PASMO JCB」）を作ります。これは多くの個人ブログで紹介されていおり、私も含めて多くの人がこのカードを利用してANAマイルを貯めて自由を手に入れているのです。
ソラチカカードを準備する理由は、ポイントサイトで貯めたポイントを高レートでANAマイルへ交換できるからです。ANAマイルを貯める場合、通称ソラチカルートという交換ルートがあります。このルートで、「ポイント（メトロポイント）→ANAマイル」の交換の際にソラチカカードが必要になります。ソラチカカードを持つことで、「100メトロポイント=90マイル」という破格のレートでポイントをマイルに交換することができるのです。
クレジット決済でマイルを貯めようとした場合、「100円=1マイル」という計算になります。例えばハワイ往復（成田から）に必要なマイルは50,000マイルですので、単純に500万円のクレジット決済が必要という計算になります。私のような庶民にはこのような決済ができるはずもありません。それが、今回ご紹介したソラチカカードを利用することでほとんどコストをかけずしてマイルを得ることができるのです。
東京メトロポイントを貯める
ソラチカカードを作ったあとは、「東京メトロポイントを貯める」ことを考えます。「100メトロポイント=90マイル」という破格のレートがそこには存在するからです。では、東京メトロポイントをいかに大量に貯めるか？そこで登場するのが、ポイントサイトです。
ポイントサイトとは、ポイントを貯めて換金できるサイトのことです。様々な方法でポイントを貯めることができて、300円から500円程度で換金できる手軽さから、お小遣いサイトの中でも一番人気があります。登録や利用料はもちろん無料です。換金だけでなく、TポイントやiTunesのギフトカード等にも交換することができ、そのひとつに東京メトロポイントへの交換が可能なのです。代表的なものとして紹介するのは、ハピタスとポイントタウンです。そして中継サイトとしてPeXを利用します。
黄金ルートとして「ハピタス→PeX→東京メトロポイント→ANAマイル」または「ポイントタウン→PeX→東京メトロポイント→ANAマイル」の二通りがあります。このルートを使用すれば、なんと年間216,000マイルが貯まるのです。
年間216,000マイルを実際に貯める方法
年間216,000マイルを実際に貯める手順は以下の4ステップです。
①ポイントサイトでポイントを貯める。例）ポイントタウン
②ポイントタウンのポイントをPeXポイントへ交換する。
③PeXポイントを東京メトロポイントへ交換する。
④東京メトロポイントをANAマイルへ交換する。
まずは①で大量のポイントを貯めましょう。実際ポイントサイトでポイントを貯めるのは簡単です。クレジットカードの発行、カードローン発行、FX口座開設などが手っ取り早いです。また「100%還元」とされている商品購入も外せません。実際に私はポイントサイトでこの「100%還元」だけをターゲットにして2016年10月に12万ポイントを貯めました（少し少ない方ですが）。平均すると20万/月は貯めています。購入したものはそのままヤフオクへ出品すれば、実質無料でポイントをゲットすることになります。
あとは②③④に沿ってポイントを交換していくだけです。ちなみに2016年10月にゲットした12万は11,000ANAマイルとして交換することができます。ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルした場合、ソラチカなら0.9倍で交換できます。何度も言っているようにこれは破格の交換率です。
ひとつ注意を挙げるのであれば、メトロポイントは最大でも月に18,000マイルまでしか移行できません。18,000/月×12ヶ月=216,000/年。ソラチカだけで生み出せるANAマイルは年間216,000マイルが上限となります。
いつでも、自由に、好きな時に、スポーツ生観戦
海外スポーツ生観戦を夢見ていた私は、このマイルを貯める方法をマスターしたことにより「いつでも、自由に、好きな時に、スポーツ生観戦ができるライフスタイル」を手に入れました。結局のところマイルで特典航空券を手に入れられれば、宿泊代や時間はなんとでもなります、というかなんとかしてしまいます。実際ホテル代は数千円ですみます、また休みは土日を利用して弾丸で行ってくればいいだけのことです。航空券を実費で支払っている時は、現地で過ごす時間を確保する必要がありましたが、特典航空券を得られるのであればそれも気にならなくなりました。名古屋から東京へ行くような感覚で、アメリカやヨーロッパへ行けるのです。
また、スポーツ生観戦だけでなく家族旅行の行き先も変化しました。我が家では、年一回ハワイ旅行へ行っています。私と妻と子供二人の計4人です。航空券にすれば、格安で確保しても30万円近くはかかります。それが特典航空券で行けるわけですから、こんなすごいことはありませんよね。
みなさんもマイルを貯め「いつでも、自由に、好きな時に、スポーツ生観戦ができるライフスタイル」を手に入れてください。そして、自分の大切な人とたくさんの思い出を作り、たくさんのすばらしい時間を共有してください。マイルを貯めることは、みなさんの笑顔や幸せを育むきっかけとなるはずです。
