東京オリンピックに期待!世界最強の卓球女子を観に行こう!

卓球 女子 団体
こんにちはMr.レフェリーです。卓球会にとても嬉しいニュースが舞い込んできました!南アフリカのケープタウンで開催されている18歳以下が参加する卓球の世界ジュニア選手権にて、日本の女子団体が優勝しました!リオ・オリンピックにつづいての快挙です!

日本はこの大会5連覇中の中国と対戦しました。
・第1試合・・・世界ランキング11位の平野美宇選手がゲームカウント2対3で敗れる。
・第2試合・・・リオオリンピック女子団体で銅メダルの伊藤美誠選手が3対2で競り勝ち。
・第3試合・・・高校生の早田ひな選手が3対1で勝利。
・第4試合・・・伊藤選手がこの日2勝目を挙げ、日本は3対1で中国に勝って優勝!

リオオリンピックで銅メダルに輝いた卓球女子。福原選手、石川選手、伊藤選手、平野選手(リザーブ)の活躍も素晴らしかったのですが、この活躍が若い世代にも引き継がれていることに喜びを感じています。得に今回優勝した伊藤選手を中心とした世代は全員10代で「東京五輪世代」と呼ばれており、東京オリンピックでの活躍・メダル獲得が期待されています。

卓球という競技は一見地味な印象を昔から持っていました。しかし、日本国内でも競技人口が900万人と言われており、中国やドイツではプロリーグも存在する世界的メジャースポーツです。温泉や近くの体育館で楽しむ方も人口に含めれば、その人口はもっと大きくなるでしょう。前述したように、東京オリンピックでの日本チーム活躍が期待されている今後が楽しみなスポーツです。

リオ・オリンピックで印象に残った・感動した競技の2位は卓球

卓球 女子 団体
日本での卓球人気を証明するデータがあります。三菱UFJリサーチ&コンサルティングがマクロミルと共同で実施したスポーツマーケティング調査の結果によると、リオデジャネイロ五輪で一番印象に残った競技(複数回答)の1位は男子団体総合などで金メダルに輝いた体操で47.4%、2位は卓球で39.5%、3位は陸上で35.1% とのことです。

卓球女子団体で、日本は3位決定戦でシンガポールを3勝1敗で破り銅メダルを獲得しました。これで2012年ロンドン五輪の銀メダルに続き、2大会連続のメダルを獲得したのです。私を含めて、多くの方がこの試合に感動したのではないでしょうか。日本女子卓球界をリードしてきたベテラン福原選手(27)、愛ちゃんに憧れ今や日本のエースとなった石川選手(23)、そして東京五輪世代の若手代表の伊藤選手(15)、平野選手(15、リザーブ)、ベテランとその意思を引き継ぐ若手が融合した素晴らしいチームであったことは間違いありません。※年齢はオリンピック当時のものです。

注目したいのは伊藤選手、なんと当時15歳 まだ中学生でのオリンピック出場でした。15歳であの大舞台に出場し、堂々とプレイできるなんて本当にすごいですね。さらに注目すべきは伊藤選手に代表される「東京五輪世代」です。女子U18世界ランキング(2016年12月)では、トップ10内に7人の日本人選手が入っているんです!1位伊藤選手から6位までは全員が日本人選手!年齢が関係ない総合では10以内に2人しか日本人が入っていないのに対して、これは大快挙です。中国のお家芸だった卓球ですが、今後は完全に日本のお家芸に勢力図が塗り替えられます。

日本卓球女子は最強!卓球世界ランク

卓球 女子 団体
今年の12月の女子卓球世界ランキングです。左が総合、5位石川選手、9位伊藤選手と日本人選手がトップ10以内に2人ランクインしています。ちなみに11位はリオ・オリンピックでリザーブを務めた平野選手、そして12位は福原選手です。1位〜4位までが中国人選手、さすが卓球王国というだけありますね。

注目していただきたいのは右の女子U18卓球世界ランキングです。1位伊藤選手、2位平野選手、3位浜本選手、4位早田選手、5位橋本選手、6位加藤選手、飛んで8位塩見選手、トップ10に7人の日本人選手がランクインしているんです。まさに日本卓球女子は最強と言っても過言ではありません。彼女達は東京五輪世代と呼ばれており、2020年に開催される東京オリンピックでは20歳前後と、アスリートとして最盛期を迎えるのです。リオ・オリンピックに出場した福原選手や石川選手も、このままだと実力の差で代表選手から外れてしまうとも言われています。この黄金世代の活躍からは目が離せない状態です。

ちなみに、卓球世界ランキングの方式について説明します。ランキングは「レーティングポイント」と「ボーナスポイント」を合計した「ランキングポイント」で争われます。レーティングポイントは試合をする度に勝てば増え、負ければ減るポイント。ランキング上位の選手に勝てば大きく増え、下位の選手に負ければ大きく減ります。一方、ボーナスポイントは大会の成績でもらえるポイントです。ベスト128までに入ればポイントがもらえます。大きい大会で優勝すれば一番多くポイントを獲得出来ます。こちらは最大72ポイントです。ただし、ボーナスポイントには1年の有効期限があり、それ以後順次自然消滅していきます。このような方式でランキングは決定します。

東京五輪への期待、卓球女子を応援しに行こう!

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これだけランキング上位に日本の若手選手がいるということは、東京オリンピックも非常に楽しみです。シングルス、団体戦ともに王者中国を圧倒して、金メダルを獲得してほしいですね。

東京オリンピックまで待てない!という方は、卓球の国際大会で彼女たちの活躍を観戦しに行きましょう。イチオシの大会としては「世界卓球選手権」です。通称「世界卓球」とも呼ばれており、国際卓球連盟(ITTF)が主催する、最も権威のある卓球の国際大会です。五輪を上回る規模で行われる卓球世界No.1決定戦で、偶数年に団体戦、奇数年に個人戦が開催されます。今後の開催予定は以下になります。

2016年世界卓球選手権クアラルンプール大会 終了 団体戦
2017年世界卓球選手権デュッセルドルフ大会  2017年5月29日or30日〜6月5日 個人戦
2018年世界卓球選手権ハルムスタッド(スウェーデン)大会 開催日程未定 団体戦
2019年以降は未定

卓球の現地生観戦!

卓球 女子 団体
日本卓球女子がどれだけ強いのか、そしてなぜ最強と呼ばれるのかは十分ご理解いただけたのでないでしょうか。U18の勢力図は、王者の中国を圧倒して完全に日本のお家芸となっています。東京オリンピックに向けて、それまでに開催される世界卓球も含めて、全力で応援していきたいですね。

「いつでも、自由に、好きな時に、スポーツ生観戦ができるライフスタイル」の予定に、卓球女子の世界大会を取り入れてみてはいかがでしょうか。彼女たちの東京オリンピックへとつながる頑張りを期待しましょう!

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