スポーツの特性に合わせた保険選びを、スポーツ保険 個人へ加入する

スポーツ 保険 団体・個人・学校
スポーツ保険協会が提供しているスポーツ安全保険は、団体向けスポーツに特化したもので、個人向けではありません。一般的には、スポーツチームの監督やコーチなどの責任者がとりまとめて加入をします。しかし、スポーツ=団体 ではありませんよね。マラソン、水泳など、個人で行うスポーツは多くあります。

今回は、スポーツ保険の個人向けのサービスを紹介します。「ジョギング中に捻挫をした。」とか「ゴルフ中に相手をケガを負わせてしまった。」など、個人で行うスポーツで起こりうる事故に対しての保険です。個人で加入するスポーツ保険の金額はどれぐらいかかるのか、どのようなケースに適用されるのか、加入方法について紹介いたします。

スポーツ保険 個人向けは、具体的にいくら保険料が必要なのか

スポーツ 保険 団体・個人・学校
団体向けのスポーツ保険は、スポーツ安全協会が提供している「スポーツ安全保険」です。では個人向けの保険は、どこが提供しているのでしょうか?それはズバリ、保険会社です。生命保険や自動車保険に加入するように、スポーツに特化した個人向け保険が提供されています。探すとけっこうありますよ。

例えば、スポーツメーカーのミズノが提供している「ミズノスポーツ保険」という保険があります。団体との違いはもちろん個人で加入できるところと、年間ではなく月単位で加入できるところです。

それぞれ保険料は以下になります。金額は、一人で加入した場合の月額です。
※あくまでも概要なので、詳細はホームページで確認してください。

1) 個人型
被保険者(補償の対象者)の範囲は、加入本人です。

S1(シンプルコース)・・・770円
・傷害死亡・後遺障害保険金額はありません、傷害入院保険金日額で3,000円です。

S2(スタンダードコース)・・・840円
・傷害死亡・後遺障害保険金額で100万円、傷害入院保険金日額で3,000円です。

S3(プレミアムコース)・・・1,270円
・傷害死亡・後遺障害保険金額で200万円、傷害入院保険金日額で5,000円です。

S4(携行品損害補償コース)・・・650円
・傷害死亡・後遺障害保険金額はなく、傷害入院保険金日額で1,500円です。
・携行品損害保険金額は30万円です。

2) 家族型
家族型の被保険者(補償の対象者)の範囲は、 加入本人とその家族です。
S5(シンプルコース)・・・2,700円
・傷害死亡・後遺障害保険金額はありません、傷害入院保険金日額で3,000円です。

S6(スタンダードコース)・・・2,950円
・傷害死亡・後遺障害保険金額で100万円、傷害入院保険金日額で3,000円です。

S7(プレミアムコース)・・・4,640円
・傷害死亡・後遺障害保険金額で200万円、傷害入院保険金日額で5,000円です。

S8(携行品損害補償コース)・・・1,730円
・傷害死亡・後遺障害保険金額はなく、傷害入院保険金日額で1,500円です。
・携行品損害保険金額は30万円です。

団体に比べて金額は高めですね。民間企業が提供していますので、仕方ない部分はあります。選択のポイントとしては個人なのか家族なのか、そして、道具を使用するのかしないのかです。

スポーツ保険団体が適用されるケース

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スポーツ保険が適用されるケース、つまり補償範囲を知っておきましょう。万が一の備えでも、使い方を十分に理解しておくことはとても大切です。

1) 傷害死亡・後遺障害保険
・スポーツ中に負った事故によって死亡、またはその後に障害を負ってしまう場合に適用される保険です。

2) 傷害入院保険
・スポーツ中のケガ、それに伴う入院に適用される保険です。

3) 傷害手術保険
・スポーツ中のケガで手術が必要な際に適用される保険です。

4) 傷害通院保険
・通院が発生する際に適用される保険です。

5) 個人賠償責任保険
・対人や対物への賠償が求められる際に適用される保険です。

6) 携行品損害保険
・スポーツの道具に対して損害が発生した場合に適用される保険です。

事故が発生した場合に、どのような事故なのか、それが補償範囲かどうかを明確にしてください。そして、「自分から申請する」が基本となります。放っておいても保険金は支払われませんので注意してください。事故が発生した時点で、すぐに保険会社へ連絡してください。

スポーツ保険 個人向けへの加入方法

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加入方法は提供されているメニューにより様々です。現在は対面ではなくインターネットを使用したオンラインでの加入が一般的です。先に紹介したミズノスポーツ保険も基本はオンラインですね。

その他には、Yahooが提供している「490円からのスポーツプラン」、あいおいニッセイ同和損保の「タフ ケガの保険」、三井住友海上の「XiS保険」等があります。いずれも加入はオンラインですが、ヘルプデスクもあるようですので、詳しくはそちらを利用してください。

生命保険や自動車保険に比べて金額が小さいので、一度入ってみて、月単位で見直していくというのも一つの手ですね。

備えあれば憂い無し、スポーツ保険 個人向け

スポーツ 保険 団体・個人・学校
スポーツ個人向け保険は、冒頭にも書きましたがスポーツの特性に合わせて選択してください。道具を使用するかしないかといった他にも、ケガをする危険性、他人を巻き込んでしまう危険性などが挙げられます。団体向けに比べて種類が多いため、その特徴も様々です。

詳細までよくわからない場合は、スポーツ別で保険を選択することをオススメします。自転車用、ゴルフ用、登山用、野球用というように種目別でも紹介されているので、参考にしてください。

最後に、団体向け保険でも同じですが、数万円する生命保険や自動車保険に比べれば、数百円から掛けられるスポーツ保険は、私達にとってはありがたいですよね。安心して不安なくスポーツを楽しむために、プロ・アマ問わず全てのスポーツ選手に加入することをおすすめいたします。

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