アメフトとラグビーのボールの違いを3分で解説

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こんにちはMr.レフェリーです。「アメフトとラグビーの違いを教えて。」この質問は、アメフトに関わる全ての人が一度はされた質問ではないでしょうか。私のアメフト人生は大学生からはじまりましたが、親、兄弟はもちろんのこと、彼女、彼女の両親、会社の同僚、上司、などなど、アメフトの話題が出れば必ず「アメフトとラグビーの違いは?」というお決まりの質問が出ます。

この2つのスポーツは、元々同じ競技から発展しています。それはサッカーです。
「ラグビー」は、正式名称「ラグビーフットボール(Rugby football)」といい、イギリスで発祥しました。
「アメフト」は、正式名称を「アメリカンフットボール(Amelican football」といい、イギリスから伝わったラグビーから発展しました。2つのスポーツは、もともとは同じルーツなんですね。

そして、両方とも楕円形のボールを使用するスポーツである。この点でお互いのスポーツが同じように見えるという印象を与えてしまうのでしょう。今回は、アメフトとラグビーのボールの違いについて紹介します。

ラグビーボールの方が大きくて重い

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どちらのボールも楕円という共通点はありますが、その大きさと重さは違います。ラグビーのボールは、重さ400~440グラム、短い方の長さ580mm〜620mm、長い方の長さ740mm〜770mm。対してアメフトのボールは、重さ:397~425グラム、短い方の長さ519mm~531mm、長い方の長さ794mm~819mmです。ラグビーの方が長くて重いボールなんですね。

これは一重に、「パスを投げることに適するか適さないか」という違いがあります。それが直接ルールにも通じています。ラグビーの場合、前にパスを出すことはできません。自分の横より後ろのプレイヤーにボールを下からトスをすることでボールを渡します。それに対してアメフトは、QBが前にパスを投げることが可能です。特にNFLでは前にパスを投げやすくするように、長さを711mm〜724mmと一段小さいものにしているようです。そしてアメフトのボールは先端が尖っています。この形状がボールにスパイラルをかけやすくします。スパイラルのかかったボールは、球筋が安定し、伸び、キャッチしやすいという特徴があります。

ボールは両方共楕円だが、ラグビーボールの方が大きくて重い、アメフトはスパイラルをかけやすい、と理解しておきましょう!

ラグビーボールは白、アメフトは茶色(革色)

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ラグビーボールはゴム素材で色は白色、アメフトは革素材で色は茶色です。これは世界中どこにいっても共通ですね。これには理由があります。

まずはラグビーボール。もともとは牛革が使用されていたようですね。それがナイロンやゴム製品を使用するようになってきました。雷以外の悪天候でも開催されるラグビーですから、牛革ではボールの痛みも早くなります。水分はよく吸うし、変形します。それに対してナイロンやゴム製品はそのような心配はありません。ゴム製品だから白色、ということは断定できませんが、サッカーから発展したスポーツですので、ベーシックな白が選ばれたのだと考えられます。

それに対してアメフトのボールは革製品で茶色です。プロの試合では全てが革製品ですが、学生の試合では悪天候の場合ゴムボールが使用されることもあります。その際の色も茶色。アメフトの場合は、革製もゴム製も茶色(革色)に統一されています。これは一重に、プレイヤーやファンのことを考えてです。アメフトの場合ボールは前にパスをしても良いため、レシーバーは飛んでくるボールを見てキャッチをします。ボールが白だったら、空の色やスタジアムの照明と同化してしまい見にくい場合がありますが、茶色であればそれはありません。また観客席から見た場合、芝生の緑、白いラインの上に重なっても識別がしやすいのが茶色なんです。このように、素材の違いや各々のルールの観点から、ラグビーとアメフトのボールの色は決まっているんですね。

アメフトではタックルされる瞬間に注目!

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ボールに関わる現地生観戦の魅力を紹介します。アメフトの審判として選手の近くにいると、そのタックルした瞬間の攻防に目を奪われます。ディフェンダーはボールキャリアを止めるためにタックルします。タックルは相手を掴んで地面に倒すことが基本ですが、タックルする人(タックラー)の手が、ボールキャリアが掴んでいるボールをかき出そうとしたり掴んだりして、ファンブル(ボールを落としてしまうミス)を誘発しようとしています。アメフト通の中では「レベルの高いタックラーは、必ずボールに手がいっている」と表現されるのですが、タックルされてプレイが止まるまでの間のボールを奪おう・奪われまいとする攻防に注目するとおもしろいです。

ボールキャリアは、ボールファンブルして相手に奪われることは最もやってはいけないこと。一度やってしまうと、仲間の努力、チームの信頼を失いかねません。逆にタックラーは、ファンブルを誘発すればヒーローです。タックルされる際の攻防、アメフト現地生観戦の際はこのシーンに注目してみてください!

アメフトとラグビーのボールの違いを理解

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アメフトとラグビーのボールの違いについて、以下の2点を説明しました。ボール素材、スポーツのルールなどによってこのような違いがあります。

①ボールは両方共楕円だが、ラグビーボールの方が大きくて重い。アメフトは前にパスを投げるため、スパイラルをかけやすいように小さくしている。
②ラグビーボールはゴム製で白、アメフトは革製で茶色。アメフトはプレイヤーや観客の見やすさを考えて茶色にしている。

そして「いつでも、自由に、好きな時に、スポーツ生観戦ができるライフスタイル」を手に入れ、タックル時にボールを奪い合うボールキャリアとタックラーの攻防を楽しんでください!

1件のコメント

  • 元ラグビー部のアメフトファン

    なんかこの解説、おかしくないですか? 書いたのは外人さんでしょうか?
    まず、長さって言葉は普通は端から端までの直線の長さに使いますが、これ、円周のことですよね。
    それと、『長さ(長い方)』ってのも、アメフトのボールの方が長いくなってますが、そんなことないですよね。
    アメフトも雷以外のときはやるわけで、なんか破綻してませんか?

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